喪の仕事4
誰しもが経験してきた「卒業」の悲しみ。それを大人になった今でも経験するとは思いませんでした。
仕事の関係で中学生と接する機会があるというのは以前書きました。
その子たちが、今日「卒業」をしていきました。子供たちはそれぞれの進路に向かって新たなスタートを切ろうとしています。
後悔のない青春時代を過ごしてほしいとただただ祈るばかりです・・・。
と同時に様々な感情も込み上げてきます。もう携わることのできない悲しみ。「大丈夫かなぁ」という不安。楽しかった日々を思う切なさ等々・・・。
様々な感情が複雑に入り混じり、混沌とした心の状態です。
人は傷つくことなしでは生きられないでしょう。また傷つくことなしでは得られないものもあるかと思います。それは人として一番大事なものかもしれません。
相手に対する優しさ、相手を思う気持ち、相手の痛みがわかる気持ち・・・。これらの心は自分が痛い思いをして、また深く思い悩み傷つくことから得られるものです。
未来ある子供たちにはこの気持ちを知ってもらいたいです。ですが一方では、傷ついてはほしくないとも思っています。なぜなら、傷つくことは時に辛らすぎるからです。
ここで挙げた子たちはもちろんですが、読んで下さっているみなさま方も含め、生きている人すべてに対する思いです。
人の痛みのわかる大人になってほしい、でも傷ついてはほしくない・・・、矛盾しているのはわかっています。しかし、これが私の本当の気持ちです。
どうか心の優しい大人になってほしい、そう思いながら今日、背中を見届けました・・・。





