悩みを聴くことの難しさ
みなさんも友達、恋人、家族の悩みの相談を受けたことはあると思います。
その“悩みを聴くこと”は難しいですよね。
何が難しいかというと、“相手の悩みを自分のことのように感じてしまうこと”です。
少し説明を加えますね。
悩みを聴くということは相手のつらさや苦しさもこちら側に伝わってきます。
相手の気持ちが伝わってくるあまり、それゆえ聴いている自分自身がつらくなったりしてしまうことが多々あるのです。
このカウンセラーという仕事は常々難しいと感じます。
カウンセリングに受けに来られる方は何かしらのつらく苦しい悩みを抱えています。
クライアントさんのお話を聴いていると、時にそれが必要以上に自分の中に入り込み、つらさを感じてしまいます。
全く感じることができなければそれは共感できていないことになりますが、必要以上に感じることもあまりよくはありません。
自分は自分、相手は相手と“自他の区別”を付けた上で共感できることができれば良いのでしょうが、そのバランスが本当に難しいのです。
先ほども言いましたが、時に必要以上に入り込んでしまいます。
すると、カウンセリングが終わった後でもそれが残り、自分自身の食欲が低下したり、睡眠が浅くなったりとなってしまうことがあるのです。
「友達の悩みを聞いてたら、自分が不調になってしましまった」ということもよく聞きます。みなさんは気をつけてくださいね。
相談に乗ってあげることはすばらしいことです。
ですが、そのせいで相談を受けた人が不調になってしまったら大変です。
「これは相手の悩みなんだ」と区別をしながら共感して聴く、難しいことですが自分自身にも日々言い聞かせています。





