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DV被害

4月5日の読売新聞にDV被害についての記事が載ってました。

DVとはもうみなさんもご存知だとは思います。Domestic Violenceの頭文字で同居関係にある配偶者や内縁関係にある家族から受ける家庭内暴力のことです。最近は恋人関係にある間で発生する暴力のことも指して言うそうです。


埼玉県が県民に対して行った調査の結果、約2割の女性がパートナーから何らかの暴力を受けたことがあるそうです。逆に男性は約1割でした。


近年では女性の男性に対する力が強くなってっきたとはいえ、体力、腕っぷしの強さは以前男性の方が上です。


実質的な暴力もさることながら、それに付随する精神的暴力も心に相当な影響を及ぼします。その深刻さといったら、一生拭えないものになってしますかもしれません。


私の知り合いに、こういう女性がいました。


長年だんなさんから暴力を受けていたそうで、時にはだしで玄関から逃げ出さなければならないくらいだったそうです・・・。


別れて数年たった状況でもその恐怖が取れなかったらしく、お店で彼女がしゃがんで商品を探している時に私が「これはどう?」と上から商品を見せた時、彼女の身体が硬直するのがわかったんです。次の瞬間、身体が震え始め、恐怖におののいた顔を見せ、過去の出来事がいっぺんに蘇ってきたようでした。


私はただ商品を、彼女がしゃがんでいる上から見せただけなのですが、彼女にとってはそれが過去受けた暴力シーンと重なって見えてしまったのだと思います。


暴力というものは何でもない平和な日常生活にまで影響させることがあるんです。たとえ何年経っていようとしても・・・。


この出来事が如実に表しているのではないでしょうか。


カッとなってしまうのは人間誰しもあります。しょうがないことです。でも暴力は「しょうがない」では済まされません。相手に対し、肉体的な傷を負わせるだけではないのです。


パートナーに対してはなおさら意識してほしいです。心理的距離が近い人ほどなあなあになってしまうことが多々ありますので・・・。


カッとなった状態では少し難しいのですが、怒った時、「自分はなんで怒っているんだろう」と自問してみてください。自分の思いが届かなかったからなのか、自分と価値観の違うことをされたからなのか、いろいろ思い当たる節はあるはずです。


そしてそれを自覚したら、怒らないように話し合う、ここがポイントですね。


怒った状態で話しても相手も怒るだけです。逆に冷静に話し合えれば、相手も冷静になるというものです。自分のペースに誘い込むとでも言いましょうか、ペーシングと言うのですが。本来は相手のペースに合わせることを指す言葉なのですが、その逆もまた然りです。


とにもかくにも暴力だけはいけません。心理カウンセラーとして、元警察官として、声を大にして言いたいです。

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